2018年10月30日 (火) 20:42
当院での鍼治療の手技は大きく以下のものに分類されます。
鍼を……
・刺す(さす) ・圧す(おす) ・擦る(さする) ・翳す(かざす) ・祓う(はらう) です。
この内の70~80%は先のまるまった鍉鍼という鍼で「圧す」手技です。
一般の方は鍼といえば、注射針のような鋭利なものをツボに刺す、打つと
いったイメージをすぐに思い浮かべると思います。
意外と刺すことは少ないんですよね、当院の場合は…。
この手技の選択も当院独自の「ST頸部診断法」で割り出しています。
ここ最近増えているのは「祓う」という手技です。
何か、「お祓い」というと宗教染みて、いかがわしく思われる方が
いらっしゃると思います。
ごもっともですが、私は全くの無宗教者であり、変な団体にも
所属しておりません。一匹狼でやっております(苦笑)。
祓うとはいわゆる「邪気」を外に追い出すわけです。
「邪気」とは「正気」の反対で身体にとって悪さをする邪魔な気です。
邪気にも色々な種類があります。
外界の自然現象や環境から受けるものや、自分の身体の中から
発生するもの、そして浮遊霊などの霊的なものまで様々です。
当院では銀の鍉鍼を使って祓う手技を行います。
患者さんの身体には一切触れずに、祓うだけですが
症状は劇的に改善することが多いです。
これといった原因もなく急激に起こった激痛や
悪いことばかりが続いて引き寄せている場合などに
この銀の祓いが多い気がします。
心当たりのある方は当院にお祓いに来てください(笑)。