2022年8月3日 (水) 14:25
最近の症例を報告します。
30代 女性
主訴 逆子が治らない(33週目)
出産予定日 8月10日
帝王切開オペ予定日 8月5日
初診日 6月24日 市内の助産院の紹介で来院
この患者さんは妊娠中にかなりの環境の変化や様々なストレスに
晒されました。
肝気が昂ぶり子宮に熱が籠り、胎児が子宮内に頭を入れているのが
辛く、逆子状態になっていると推測しました。
治療は頭のツボに一か所 鍼をしました。
鍼をしている最中から胎児は良く動き出していましたが
7月30日の最後の治療まで改善はしませんでした。
帝王切開予定日まで一週間を切っていました。
少し焦りもありましたが、ST頸部診断法で何度問いかけても
逆子は改善すると潜在意識は答えてくれていたので確信はありました。
8月2日 最後の検診で逆子が治っていると連絡が 入り
本当に良かったと一安心しました。
なんとか4日後の切腹(!?)を回避できました。
医者は簡単に帝王切開だね とか言うけど切られる側は
たまりません。
切られた痛みや手術痕が残るし、数年後に癒着を起こしたり
失禁や腰痛の原因になったりもします。
身体にはなるべくメスを入れない方が良いです。
とりあえず、今回も一人の妊婦さんの切腹を防げて良かったです。