2021年2月19日 (金) 20:15
昨日2月18日は二十四節気の「雨水」でした。
季節のお便りが届きました。
こちらからどうぞ→https://www.chichi.co.jp/special/24/spring02/
たまには症例報告をします。
患者さん 50代 男性。
主訴 右臀部と右鼠径部の激痛。
随伴症状 右腕の筋力低下。
治療 頭の「シン会」に鍼一本。
経過 3回の治療で右手の筋力、握力100%回復。
10回で臀部痛⑩→⑤。鼠径部通⑩→④。
7回目くらいの時に実は性欲がなくなりショックを
受けていたがまたガンガン(⁉)出てきたと喜んでいました。
整形外科にも受診してましたが「腰部脊柱管狭窄症」という
診断をされていました。
足腰が痛くてびっこをひいているとすぐにこの診断をもらいますね(苦笑)
東洋医学的には完全に肝と腎の問題です。
「肝腎かなめ」とはよく言ったものでこの親子関係が非常に大切です。
この患者さんは大酒飲みでγーGPTが2000近く行ったことがあります。
数値が今は下がっていても完全に肝臓が正常に戻っているわけではありません。
また仕事も徹夜で外の作業なので足腰をかなり冷やしていました。
この冷えにより腎が弱り下半身に症状が出ていました。
頭のツボで親の腎を立て直しつつ、子供の肝を修めることにより著効を得ました。
生殖器の大元締めの腎を調整することにより性欲も復活しました。